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修学旅行のような2日間

昨日、本日と青少年指導者育成セミナーに参加させて頂いた。
セミナーと言っても一泊二日の合宿のようなものである。岡崎にある「愛知県青年の家」に、高校生から30歳までの若者が120名近く集まり、基調講演始め、グループワーク、発表を通し指導者としての資質を伸ばすプログラム。

僕はあくまでもオブザーバーという無責任な立場であるが2日間立ち会うこととなった。
この2日間の行動は基本的に若者と同じ。食堂で食事を共にし(学食のようだ・・・)、敷布を自分たちで運び布団に被せる。部屋にはトイレも風呂もなく、あくまでも共同。入浴の時間もしっかりと決められている。タオルもパジャマも持参だ。ホテルや旅館ではないので当たり前なのかもしれないが、こんな経験は修学旅行以来じゃないだろうか。

アルコールなんて、もっての他。テレビも当然ない。部屋も相部屋で僕は先輩経営者の方とご一緒させて頂いた。多くの情報交換をさせて頂くも、22時には消灯で、就寝。うれしいこと(?)にチャイムも鳴る。翌朝はしっかりとラジオ体操から始まる健全なプログラムだ。

このような生活をわずかでもさせてもらうといかに自分が楽で裕福な生活をしているかが手に取るようにわかる。それは参加する若者たちも同じだろう。一緒に風呂に入り、7人部屋あたりに押し込まれ親睦を深めるのもいい経験。一生の出会いになる可能性だってあるのだ。

そんなプログラムを2日間送るわけだが、昨日、行われた基調講演の内容が特に素晴らしかった。
バイマーヤンジン女史というチベット出身の音楽家で、現在は日本国内でも講演活動の他、チベット国内での学校の開校を支援されている。

ヤンジン女史の人生は壮絶だ。想像するにヤンジン女史は僕とほぼ同世代。同じ時代を生きている事は間違いない。しかし、国が違えば、生活環境も経済も全く異なる。未だ子供が学校に通えないのが当たり前で、親の識字率も低いというのだ。

そんな環境の中、ヤンジン女史は唯一電燈がある共同トイレで猛烈に勉強し、苦労の末、中国の音楽大学に進学。実兄が放牧の家業で稼いでくれたお金で大学に通うも、民族差別に遭い、辛い日々を過ごされたという。
その中でも必死にこらえ大学を卒業し、夫となる日本人男性と出会い、日本へ来日。大きなカルチャーショックを受けながら、17年間を過ごし現在に至っている。その間、起きた出来事を冗談を交えながら、流暢な日本語で話されていた。
(相当端折ってます・・・。)

講演の中で強調されていたのは、「日本は天国だ」「素晴らしい社会」ということ。これだけ恵まれた生活を送れるのは日本だけだと若者に強くメッセージを残された。そして、最後には「日本はアジアの誇りだ」と言われ、講演を締めくくられた。

普段、当たり前のように生活している身としては、その有難さが分からなくなっているのだろう。それは自分だけでなく、自分の子供も含め、参加している若者も一緒。
外国の方からのメッセージは参加した若者にも説得力があったのだと思う。終了後の拍手の大きさで、講演で与えた影響力が十分に理解できた。僕にとっても自分の生活や置かれる立場を改めて思い直すことになったし、若者たちにも気づきを与えたのだろう。大変ありがたい講演であった。
いくつかのプログラムを終え、本日2時に解散。
(グループごとによる若者の発表も良かった。その内容は近いうちに書きたい。)

セミナー当日までは仕事の事もあり、あまり乗る気ではなかったが、このような修学旅行のような生活を送るのも案外悪くないと思った帰宅後の自分であった。

いや悪くないのではない。とても有意義な2日間と言っていいだろう。
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プロフィール

山田哲也

Author:山田哲也
出身/岐阜県岐阜市 
生年月日/1966年5月22日

大学卒業後、株式会社名大社に入社。営業部門にて、東海地区の企業に対し新卒採用、中途採用の支援を行う。その後、営業マネージャーの傍ら、インターネット事業の責任者、大学サポートの責任者の業務を担当。副社長を経て、2010年5月より社長として全体を統括。

厚生労働省指定
CDA(キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)

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